カイロプラクティックって何ですか?
カイロプラクティックの歴史
カイロプラクティックは、1895年に磁器療法士であるD.D.パーマーが雑役夫のハービー・リラードの背骨をアジャスト(矯正)した時から始まりました。
ハービー・リラードは、17年前に重い荷物を担ごうとした時、首に痛みを感じそれ以来難聴になってしまいました。D.D.パーマーは、背骨に原因があるのではないかと思い、ハービー・リラードに「背骨を見せてくれないか」とお願いをしました。背骨をゆっくりと触診(診察)した結果、首に少し隆起した部分が感じられたのでD.D.パーマーは、隆起した部分を手で押すと「ポキッ」という大きな音とともに骨が動き、隆起も消えた直後に17年間難聴だったハービー・リラードの耳から音が聞えました。
なぜ矯正をして難聴が治ったのか?
椎骨のずれの画像
(上記画像;左側;正常状態 右側;サブラクセーション(神経圧迫状態)
サブラクセーションとは、背骨や骨盤のわずかなズレや歪みによって背骨を通る神経を圧迫し、神経の情報伝達が異常を起こしている事をいます。神経の情報伝達異常を起こすと、身体の神経バランスに乱れが生じて病気やあらゆる症状の原因にもなります。
椎間板の症状のステージ状況
上記の画像は椎間板の変性の諸段階の画像です。
Normal;椎骨、椎間板ともに正常
Phase1;椎間板全体が、急性の障害により著しく厚く腫脹している状態。
Phase2;椎間板全体の厚さが、著しく薄くなり元の厚さの2/3位まで減少している状態。椎間板上の骨は小さな損傷があり、関節炎や外骨症もわずかに示す。
Phase3;椎間板全体の厚さが、もとの厚さの1/3位まで減少している状態。骨自体にひどい損傷があり、関節炎、外骨症が一段と進行をしている。これは、著しい慢性状態である。
FinalStage;椎間板全体のスペースは大幅に減少をし、最高の慢性段階である。矯正をするのも最も難しい。
イネイト・インテリジェンス
イネイトインテリジェンス
イネイト・インテリジェンスとは、人間が生まれながらに持つ「先天性治癒力」「自然治癒力」「生命力」であり、脳に存在すると言われています。「なんか難しい言葉がでてきて怪しい感じ」がしますよね(笑)
でも、とても大事なことなのです。
例えば、小さな切り傷をしてしまった時、出血をしてからしばらくすると勝手に血が止まり、カサブタが出来て治ってしまいます。風邪をひいた時は、勝手に熱が出て免疫力を高めて菌を殺してくれます。この流れは、私たちが無意識のうちに身体の生命力が働き、修復しているのです。
私たちの体は、その人に関わる全ての情報を持っていて、体に異常が生じた時は、それを治す力を持っています。ですが、イネイト・インテリジェンスの通り道、すなわち背骨の中の神経が各組織につながっていますが、上記の画像のように神経根が圧迫されてしまうとその組織の持つ100%の力が発揮出来ずに病気の原因にもなってしまいます。そうならないように、イネイト・インテリジェンスがいつでも発揮出来るための予防が必要なのです。
カイロプラクティックでは「体を治す力」「体を作る力」を
イネイト・インテリジェンスと呼んでいます。
こんなご時世だからこそ、イネイト・インテリジェンスを高めて自分で予防の出来る身体作りをしておきましょう。
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